【エレキベース】ibanez SR370(1997年型)鳴りの「レゾンキャスト材」の珍しい仕様 ストア

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レゾンキャストという面白ボディ素材の頃のIbanez SR(国産Fシリアル)です。無茶苦茶長いサスティーン(音の伸び)が売りの素材のため、ボディだけ取ってネックが強い現行のSRシリーズのネックと組み合わせる、という使い方が実はベストかもしれませんが一応弾けるので今回パーツではなく弾ける楽器として出品します。最近パッと見てSRの年式が分かる自分に対してなんとも言えない気分になりました。若い頃に記憶容量をいかに無駄に使ったか…と(笑)Ibanezは星野楽器の展開するブランドです。日本以上に海外で高く評価されるギターブランドで低価格帯でもしっかり作られています。アイバニーズのベースはSound Gear(SR)が主力です。30年以上ラインナップされており、毎年マイナーチェンジをするため同じ型番でも何年型か目利きが必要です。今回のSR370(97年型)はレゾンキャストという針葉樹を繊維状にして固め直した音響用集成材をボディに使用しており驚くほどしっかりしたサスティーンを持っています。カタログで謳うようにデッドポイントはない印象です。この頃のアイバニーズはエルゴダインなど非天然木材以外の楽器を積極的に作っていた頃ですね。ヘッド裏のシリアルの下にJapanの文字があり国産時代のものだと思われます。細部まで極めて丁寧に作られています。問題点は以下です。ヘッドの先端に割れがあります。前オーナーが確実にぶつけてます。成長もしていない傷なので前世紀の傷と思います。「そんな木の割れはボンド塗っときゃ直る」という大らかな方なら問題なく使っていただけるかと。ネックのトラスロッドが締め方向いっぱいです。現状は軽微な順反り。多分前オーナーがギタースタンドを使わずヘッドの先端で自重を支えるように壁に立てかけっぱなしにしたパターンだと思います。この手の反りは逆向きに立てかけておけば直っちゃうことが結構ありますがこれはあくまで個人の感想です。いい楽器ですがトラスロッドが締め目一杯なので20年先まで無治療で付き合えるものではないと思います。現時点では基礎を学んで2、3本ライブをやったら買い換えたい、くらいの方にはベストマッチかもしれません。トラスロッドのロッドナットにホームセンターなんかで売ってる金属ワッシャーを追加する、という裏ワザを使えばまだまだ調整幅はあり調整可能で使える竿だと思います。今回は敢えてその裏ワザ処置はせずに出品です。譲渡用に新品ソフトケース手配済みですが不要の方は1,000円引き。引渡し前の弦交換希望の方はプラス2,000円にて対応。現在D"addario EXL170(045-100、ニッケル)と思われる弦です。引渡しはJR中央線三鷹駅前後、西武新宿線武蔵関駅および前後。若しくは練馬区内での手渡しを希望。一難ありますが使い方次第と思います。よろしくお願い致します。※恒例のYouTubeアップはまた後ほど。

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